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瑪瑙のジオード(晶洞) [鉱物_酸化鉱物]

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地球の鉱物コレクションNo.83から。

瑪瑙が形成されたあと、内部にゆっくりと水晶が成長したジオードです。
ジオード内部が綺麗な子もあったのですが、そちらはもういくつか所有しているので、外側の母岩部分が特に瑪瑙らしい子を選びました。
外側の縞具合もなかなかお気に入りです♪


▼ 瑪瑙とジオードの詳しい説明を読む(追記)


にしき石/錦石 [鉱物_酸化鉱物]

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にしき石/錦石
[ 酸化鉱物 ] 成分:SiO2+α モース硬度:6.5〜7

青森県特産の天然石。科学的定義は未だ定まってはいないが、津軽に産する、珪酸(SiO2)分に富み、磨くと美しい色彩や光沢を示す石の総称。
狭義にはジャスパー(碧玉)を指し、広義にはジャスパーに加え、カルセドニー(玉髄)、アゲート(瑪瑙)、流紋岩、ペトリファイドウッド(珪化木)、珪質頁岩、オブシディアン(黒曜石)、オパール(蛋白石)、クオーツ(石英)、ロードナイト(バラ輝石)などの鉱物の総称であるといえる。
県下のいたるところから産出する石ではあるが、近年は産出が減少の傾向にある。

にしき石は、その形状、色、性質などから、次のように分類される。
(( )内は主な産地) 

錦石 (青森県内全般) 
玉髄 (青森県西海岸)   
黒砂金石 (砂ヶ森) 
紅砂金石 (砂ヶ森) 
虫喰めのう (青森県内全般) 
鹿の子石 (青森県西海岸、今津など)
なな子石 (青森県西海岸、今津など)
草入りめのう (青森県内全般)
縞めのう (青森県内全般)
青めのう (青森県内全般)
紫めのう (青森県内全般)
銀花石=硫化めのう (平内町) 
花紋石 (岩崎村など)     
にしき硅化木 (中村川など) 
赤石 (相馬村、碇ヶ関) 
花子石 (追良瀬川) 
玉鹿石 (金木町)

(他にも、錦華石、黒にしき石、野菊石、碧玉、赤玉石など様々。こちらのサイトの「錦石の分類」のページでもっと詳しく見れます)

名前の由来は、浜に打ち上げられた色とりどりの石の様子が、あたかも錦織りのようであることから。


私の故郷、青森県特産の天然石です。
そのままだとちょっとくすんで見えるのですが(写真1枚目)、水に濡らすと鮮やかな花模様が見られます(写真2、3枚目)。
今年5月のミネラルフェアで「青弘苑」さんから購入。地元同士という事で色々お話させて頂きました♪♪>「近くに来たら寄って〜」と名刺まで頂いてしまいましたが、未だに行けてません・・・すみません(苦笑)

観賞用よりも、指輪やブローチ、カフスなど、装身具に加工される方が多いそうで、実際、青森のお土産物屋さんで見かけるのはアクセサリーばかりでした(^^;)。観賞用の原石が欲しいなぁと思っていたので、ゲット出来て良かったですvv


来週はいよいよ池袋のミネラルショーですね!今からワクワクです♪♪
ミネラルショーに先駆け、今週(11/29〜12/2)ホリミネラロジーさん主催のミネラルコレクティングAutumn'10が新宿で開催されているようです。>情報下さったH月さんありがとうvv
時間があったら行こうと思っていましたが、今週は私事に色々時間を取られて余裕がなさそうなので(つДT)、ホリさんのところはミネラルショーで見ようと思います・・・ちょっと残念。

レッドジャスパー(赤碧玉) [鉱物_酸化鉱物]

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レッドジャスパー red jasper(赤碧玉)
[ 酸化鉱物 ] 成分:SiO2 モース硬度:7

カルセドニー(玉髄)の一種の潜晶質石英のなかでも、不純物が20%以上混入して不透明になったもので、特定の変種名がつけられていないものをジャスパー(碧玉)という。
碧玉は含まれる副成分(酸化鉄や水酸化鉄)によって灰色や暗緑色、紅色、黄色、褐色など様々な色や模様があらわれるが、そのうち赤色のものがレッドジャスパーと呼ばれる。

この赤色は赤鉄鉱を副成分として含有しているためで、掘り出されたばかりのものはくすんだ色をしているのが特徴。火山岩や鉱脈中などに生成し、インドやベネズエラでは質の良いものが産出する。
研磨することによって光沢が増すため、磨いて装飾品や装身具などに加工される。


名称は、アルベルドゥスの『鉱物書』でイアスピス jaspis と呼ばれていたところから来ているが、由来は不明。古くから「聖なる石」として崇められてきた鉱物である。


地球の鉱物コレクションNo.75から。
赤色のジャスパーは、判断を正しい方向に導く力があると言われています。行動力と勇気を与え、情熱をおこさせるそうですよ♪

カルセドニー(玉髄) [鉱物_酸化鉱物]

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カルセドニー chalcedony(玉髄)
[ 酸化鉱物 ] 成分:SiO2 モース硬度:6.5〜7

潜晶質石英で、ごく細かい結晶が集まりブドウ状、または肝臓状の半透明石として産出したものをカルセドニー(玉髄)と言う。含まれる不純物によって白色や灰色、青色、淡褐色、暗褐色、黒色など様々な色があり、それぞれ異なる名称で呼ばれている。

アゲート(瑪瑙)…石英や蛋白石との縞状模様のもの
カーネリアン(紅玉髄)…酸化鉄を含み全体が赤色のもの
サード…カーネリアンよりも更に褐色が強くなり、茶色に近くなったもの
クリソプレーズ(緑玉髄) …緑色のもの
ジャスパー(碧玉)…不純物をかなり含んでいて不透明なもの
ブラッドストーン(血石、血碧玉)…ジャスパーのうち斑点状に赤色が混じっているもの

その他、色によって単純に「ピンクカルセドニー」「ブルーカルセドニー」などと呼ばれる。

薄い結晶は半透明だが厚い物は不透明で、溶岩の空洞中などでシリカを大量に含む溶液が固まって出来るほか、貝殻やサンゴ、木、骨などの有機物を置換して出来ることもある。
比較的硬い鉱物だが、多孔質であるため脂肪や酸が入り込むと変色する場合がある。(この性質を利用して、故意の色を付けて装飾品などに使われたりもする)

名称は、この鉱物がギリシャの町カルセドンから産出することから、そのギリシャ語の chalkedon が語源となり、Chalcedony となった。


色によって石言葉も若干変わるようですが、カルセドニーとしての石言葉は「追憶」。


地球の鉱物コレクションNo.74から。
説明の方は、以前書いたものに加筆修正してあります。

若干縞模様が入っているものの、切り出した真っ白のカルセドニーは少し物足りないですね…(^^;)。結晶の形か色がもう少し面白かったら良かったのになぁと。

カーネリアン(紅玉髄) [鉱物_酸化鉱物]

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カーネリアン carnelian(紅玉髄)
[ 酸化鉱物 ] 成分:SiO2 モース硬度:6.5〜7

カルセドニー(玉髄)の一種で、オレンジや赤色、褐色の色合いであらわれ、網目模様がないものを指す。(網目模様があるものはアゲート(瑪瑙)とされる)
この色は副成分として含まれた酸化鉄による。酸化鉄が均一に分散しているため、むらのない色調のものが多いが、内部に複数の液滴が見られる場合もある。通常、産出する時には色が薄く、加熱すると鉄分が酸化されて濃い色になる。
褐色の色味が強くなると「サード」、更に濃い褐色になると「レッドジャスパー(赤碧玉)」と呼ばれて区別される。

名称は、ラテン語で「肉」を意味する carnis に由来するとも、同じくラテン語で「新鮮」を意味する carneolus を語源とするとも言われている。


石言葉は「勇気」「友情」。7月の誕生石です。
活力を与えてくれる鉱石だそうですよ。


鉱物コレクションNo.73から。
劈開がないカーネリアンは加工しやすい上に耐久性もあるので、古代エジプト時代に加工されたものが現代まで残っているんですよ〜!
ちなみに石言葉の「勇気」ですが、フランスの皇帝ナポレオン・ボナパルトがこの石で作られた印章をお守りとして常に持ち歩いたといわれており、ナポレオン家の護身符として受け継がれたところからきているのだそうです。

クォーツ(石英) [鉱物_酸化鉱物]

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鉱物コレクションNo.71から。
今号は「黄色い石英」という事でしたが・・・シトリン(黄水晶)?>苦笑
無色透明と黄色の部分の境目がはっきりしていて、角度によってレインボーも見える綺麗な子です♪♪


▼ 石英の詳しい説明を読む(追記)


カクタスクオーツ(サボテン水晶) [鉱物_酸化鉱物]

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カクタスクォーツ cactus Quartz(サボテン水晶)
[ 酸化鉱物 ] 成分:SiO2 モース硬度:7

南アフリカ原産の、中心部の大きな水晶の回りを小さい水晶が覆っている、サボテンのようなトゲトゲが特徴のキラキラ輝く水晶です。カクタスとは英語でサボテンを意味しています。
これはアメシスト(紫水晶)のサボテン水晶ですが、他にもシトリン(黄水晶)のものがあるんですよ〜。

結晶の先の方だけ濃い紫で全体的に淡い色のものですが、小さい結晶の付き方とキラキラ感が気に入ってゲットしました♪


▼ アメシストと水晶の詳しい説明を読む(追記)


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