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カーネリアン(紅玉髄) [鉱物_酸化鉱物]

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カーネリアン carnelian(紅玉髄)
[ 酸化鉱物 ] 成分:SiO2 モース硬度:6.5〜7

カルセドニー(玉髄)の一種で、オレンジや赤色、褐色の色合いであらわれ、網目模様がないものを指す。(網目模様があるものはアゲート(瑪瑙)とされる)
この色は副成分として含まれた酸化鉄による。酸化鉄が均一に分散しているため、むらのない色調のものが多いが、内部に複数の液滴が見られる場合もある。通常、産出する時には色が薄く、加熱すると鉄分が酸化されて濃い色になる。
褐色の色味が強くなると「サード」、更に濃い褐色になると「レッドジャスパー(赤碧玉)」と呼ばれて区別される。

名称は、ラテン語で「肉」を意味する carnis に由来するとも、同じくラテン語で「新鮮」を意味する carneolus を語源とするとも言われている。


石言葉は「勇気」「友情」。7月の誕生石です。
活力を与えてくれる鉱石だそうですよ。


鉱物コレクションNo.73から。
劈開がないカーネリアンは加工しやすい上に耐久性もあるので、古代エジプト時代に加工されたものが現代まで残っているんですよ〜!
ちなみに石言葉の「勇気」ですが、フランスの皇帝ナポレオン・ボナパルトがこの石で作られた印章をお守りとして常に持ち歩いたといわれており、ナポレオン家の護身符として受け継がれたところからきているのだそうです。

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