SSブログ

錦石と瑪瑙 [鉱物_酸化鉱物]

120718menou2.jpg
120718menou3.jpg
120718menou5.jpg

120718menou1.jpg
(こちらの画像はクリックで拡大します)


青森県産の錦石(1〜3枚目)と瑪瑙(4枚目)です。「青弘苑」さんで購入。

錦石は以前紹介したものとは模様の系統が違いますが、これも面白い柄です。キリンっぽい?(笑)>2枚目のものを濡らすと1枚目のような模様が浮かび上がります♪

4枚目の石は、手前の紺色〜白の部分が瑪瑙になります。実はこれ、見た瞬間にある事が閃いて購入したものだったりします……

kuma1.jpg
kuma2.jpg

我が家の「食われ熊」の台座にぴったり……!!

や、手前の瑪瑙の部分を川に見立てて、水辺で鮭に襲われている感が出るかなと。←
実際置いてみたところ、なかなかそれっぽくてかなり満足です!(笑)


青弘苑さんも必ずお邪魔させて頂くお店です。
地元が一緒なので毎回青森の話になるのですが、津軽弁&南部弁で会話をするので、通りすがりの方が良く振り返っておられます(苦笑)。(自分は普段は標準語ですが、地元の言葉が耳に入ると自然に方言スイッチが入るようです(笑))

seikouen.jpg
青弘苑の佐藤さん。
今年はお土産にと、地元のおつまみを頂いてしまいました。す、すみません[あせあせ(飛び散る汗)]
とても美味しかったですーッ!(*>▽<*)


アゲート agate(瑪瑙)
[ 酸化鉱物 ] 成分:SiO2 モース硬度:6.5〜7

非常に細かい石英の結晶が集まって塊になったものをカルセドニー(玉随)と言い、その中でも縞模様、色共に美しいものをアゲート(瑪瑙)と言う。
玄武岩などの火山岩中に見られ、オパール(蛋白石)、クォーツ(石英)、カルセドニーが岩石の空洞中に沈殿し円心円状や不規則な層として形成された鉱物の変種である。

瑪瑙の模様は含まれる不純物によるもので、白色、乳白色、灰色が多く、他に褐色、赤色、緑色を帯びたものや、それらが組合わさったものなど変化に富んでいる。また潜晶質のために着色処理が可能で、様々な色に着色される。

蛋白石質と石英質が交互に配列し、黒色と白色がきれいな平行層状になっているものを「バンデッド・アゲート(縞瑪瑙)」(オニックス、オニキスとも)、縞目が紅色と白色に彩られて美しいものを「サードニクス(紅縞瑪瑙)」、木が化石化して有機物が瑪瑙に置き換わった「瑪瑙化木(珪化木)」、外周に規則的な縞模様が並んだ「景観瑪瑙」、空洞中に液体の水が含まれる「水入り瑪瑙」、緑泥石や類似の結晶を内包し、苔状や樹枝状の模様が現れたものを「モスアゲート(苔瑪瑙)」「デンドリチック・アゲート(模樹瑪瑙」「ツリーアゲート(樹木瑪瑙)」という。

*ちなみにサードニクスの赤色の部分をカーネリアン(紅玉髄)と呼び、こちらは7月の誕生石となっている。

名称は、ギリシャ語の achates に由来し、これはイタリア・シチリア島の同名の川(Achates川)から多産したことに由来する。和名はその産状が肝臓状で、馬の脳のようであったところからこの名がついた。

アゲートの石言葉は『雄弁』『神聖』『成功』『夫婦の幸福』。
ちなみにサードニクス(紅縞瑪瑙)は8月の誕生石。
豊作や富、長寿に健康をもたらす力があると言われています。紫外線に長時間当てたり、水で洗ったりすると石の色が濁る場合があるので要注意。


にしき石/錦石
[ 酸化鉱物 ] 成分:SiO2+α モース硬度:6.5〜7

青森県特産の天然石。科学的定義は未だ定まってはいないが、津軽に産する、珪酸(SiO2)分に富み、磨くと美しい色彩や光沢を示す石の総称。
狭義にはジャスパー(碧玉)を指し、広義にはジャスパーに加え、カルセドニー(玉髄)、アゲート(瑪瑙)、流紋岩、ペトリファイドウッド(珪化木)、珪質頁岩、オブシディアン(黒曜石)、オパール(蛋白石)、クオーツ(石英)、ロードナイト(バラ輝石)などの鉱物の総称であるといえる。
県下のいたるところから産出する石ではあるが、近年は産出が減少の傾向にある。

にしき石は、その形状、色、性質などから、次のように分類される。
(( )内は主な産地) 

錦石 (青森県内全般) 
玉髄 (青森県西海岸)   
黒砂金石 (砂ヶ森) 
紅砂金石 (砂ヶ森) 
虫喰めのう (青森県内全般) 
鹿の子石 (青森県西海岸、今津など)
なな子石 (青森県西海岸、今津など)
草入りめのう (青森県内全般)
縞めのう (青森県内全般)
青めのう (青森県内全般)
紫めのう (青森県内全般)
銀花石=硫化めのう (平内町) 
花紋石 (岩崎村など)     
にしき硅化木 (中村川など) 
赤石 (相馬村、碇ヶ関) 
花子石 (追良瀬川) 
玉鹿石 (金木町)

(他にも、錦華石、黒にしき石、野菊石、碧玉、赤玉石など様々。こちらのサイトの「錦石の分類」のページでもっと詳しく見れます)

名前の由来は、浜に打ち上げられた色とりどりの石の様子が、あたかも錦織りのようであることから。

nice!(1)  コメント(0)  トラックバック(0) 

nice! 1

コメント 0

トラックバック 0

 
 
 
 
 

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。