SSブログ

オパール(蛋白石) [鉱物_酸化鉱物]

111026opal1_2.jpg
111026opal2_2.jpg
111026opal3_2.jpg

鉱物コレクション、記念すべきNo.100です。
若干の遊色が見える綺麗なオパールです。100号目が自分の誕生石で嬉しい♪♪

と、100号で終わりと思っていたのですが、まだまだ続くようで。あれ…? 勝手に終わりだと勘違いしてました(汗)。なので、コレクションの紹介はまだまだ続きます(苦笑)。今後ともよろしくお付き合い下さいm(^^;)m
(ミネラルフェアでゲットレした鉱物もまだ紹介しきれてないので、なるべる早めに紹介したいです…!)


オパール opal(蛋白石
[ 酸化鉱物 ] 成分:SiO2・nH2O モース硬度:5.5〜6.5

メキシコ・オパールのように火山の溶岩中にできるマウンテン・オパールと、オーストラリア・オパールのように砂岩中にあるサンドストーン・オパールの二つに大別される。
前者は一度固まった溶岩(火成岩または堆積岩のすき間)に珪酸分を含んだ熱水が充填することで含水珪酸鉱物としてできたもので、高温かつ急速に生成されるため透明度が高く、変彩も著しい。後者は地下に沈んだ砂層が珪酸分を含む温水の作用でオパール化したもので、低温でゆっくりできるため透明度は低く、変彩も少ない。
その他にも埋没した貝の貝殻や樹木、動物の遺骸などが珪酸分と交代することで生成されたり、温泉の沈殿物として生成されるなど、各種の産状がある。

原子の配列が不規則なため特定の結晶形を持たず、酸には溶けないが、熱を加えると分解して玉髄や石英に変わることがある。成分中の6〜10%が水で、乾燥した場所では水分を失ってひび割れが生じてしまう場合がある。
オパールは通常は脂肪のように見えるシリカの塊だが、微細なシリカの粒が光を回折する遊色効果によって乳白色や赤色、青色、黄色などが混ざり合った虹のような光彩を放つものがあり、色の混ざり方が複雑なものほど宝石としての価値が高い。

遊色効果をもつオパール石をプレシャス・オパール(貴蛋白石)といい、特に珍重される。またオーストラリアの砂漠で産するのが有名な黒色のブラック・オパール(黒蛋白石)、メキシコの溶岩中に見られるものが高価なファイアー・オパール(火蛋白石)などがある。(ファイアー・オパールのファイアーとは斑を意味し遊色効果を意味する。playing fire(チラチラと揺れる炎)とも呼ぶ)
樹と交代したものはウッド・オパール(木蛋白石) と呼ばれ、研磨するときれいな木目が出る。

色は一定しないが、紫外線を照射すると黄色、または緑色の蛍光を放つものがある。
名称は、この石が美しく光っていたことから、ラテン語で「宝石」を意味する opalus に由来する。
オパールは純粋性、透明性、色調、遊色、形状という多様な品質に分けられ、世界に同じ石は存在しない。


石言葉は「希望」「無邪気」「潔白」。
10月の誕生石です。

nice!(1)  コメント(2)  トラックバック(0) 
共通テーマ:趣味・カルチャー

nice! 1

コメント 2

optimist

鉱物コレクションのシリーズもN.100ですか~。
こういう定期的に発行されるものって、気が付くと凄い数になってたりしますよね^^;
by optimist (2011-11-05 20:00) 

ruya

考えてみたら、ここまで3年半かかっているんですよね・・・改めて驚きです。>No.100

一応、来年くらいで終わるようですが、石のケースに貼るラベルは120号分まで付いて来ていますし、来年の5月頃までは確実にあるかと思われます(笑)。
今後とも紹介して参りますので、よろしくお願いいたします♪
by ruya (2011-11-08 23:36) 

トラックバック 0

 
 
 
 
 

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。