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エルバイト(リシア電気石) [鉱物_サイクロ珪酸塩鉱物]

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エルバイト elbaite(リシア電気石)
[ サイクロ珪酸塩鉱物 ] 成分:Na(Li,Al)3Al6(BO3)3Si6O18(OH)4
モース硬度:7〜7.5

トルマリン(電気石)の一種で、リチウムを主成分とする。リチア電気石とも呼ばれる。
火成岩や変成岩の鉱脈で、リチウムに富んだ花崗岩質ペグマタイトの中に紅雲母(リチア雲母)・微斜カリ長石・リシア輝石とともに副成分鉱物として産する。
成分中のナトリウムがカルシウムに置換されるとリディコータイト liddicoatite(リディコート電気石)に分類される。リディコータイトとは、場合によっては1個の結晶の中に両方の領域があることもある。

色は緑色、赤色、桃色、青色、橙赤色、黄色、無色、など多彩。色深さや結晶の品質の多様性に富むことから、理想的なトルマリン宝石である。1個の結晶に2色以上あるものもあり、結晶の表面部と中心部で緑色とピンク色に変わっていて、輪切りにするとスイカのような「ウォーターメロン・トルマリン」がある。
<宝石としての種類>
アクロアイト (achroite) / 無色
インディゴライト (indicolite) / 青色 / 別名「ブルートルマリン」
ルベライト (rubellite)/ 赤色から桃色
ヴェルデライト (verdelite) / 緑色 / 別名「ブラジルエメラルド」

名称は、最初に発見された、イタリアの Elba 島の島名にちなんで命名された。


トルマリンは10月の誕生石。石言葉は「無邪気」「潔白」「希望」。
エルバイトとしての石言葉は不明ですが、感受性を豊かにする効果があるらしいですよ。


地球の鉱物コレクションNo.79から。
説明文は以前書いたものに加筆修正しました。

ピンク色の部分がエルバイトですが、自分的にはエルバイトは柱状結晶の方が好きです(^^;)。そういえば、ウォーターメロン・トルマリンはまだ持っていないんですよね。←これだ!という子になかなか会えなくて…
今年はゲット出来ると良いのですが〜。

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