SSブログ

カンクリナイト(灰霞石) [鉱物_テクト珪酸塩鉱物]

cancri1.jpg
cancr2.jpg

カンクリナイト cancrinite(灰霞石)
[ テクト珪酸塩鉱物 ] 成分:Na6Ca2Al6Si6O24(CO3)2・2H2O モース硬度:5〜6

カンクリナイトという名称は、独立した鉱物種の他にグループ名(※)としても用いられる。様々なアルカリ火成岩の構成鉱物として産するほか、塩基性岩石に一次鉱物として生成、もしくはアラゴナイト(霰石)の変質鉱物として生成し、閃長岩中にソーダライト(方ソーダ石)と共産する事が多く、また、片麻岩などの高度の広域変成岩中から発見される事もある。

※ カンクリナイトは科学組成中の [CO3] が [SO4] に入れかわる事があり、 [CO3] より [SO4] が多くなったものはビシュネバイトに区別される。ビシュネバイトの他にアフガン石やジョゼッペ石、マイクロゾンマイトなどもカンクリナイトに良く似た化学組成と結晶構造を持ち、これらは全てカンクリナイトグループと呼ばれる。
なお、カンクリナイト以外の鉱物は産出量が極めて少ない。

塩酸をかけると音を出して溶けゲル状のシリカが残り、炎に直接かざすと簡単に溶けて白色のガラス物質になるのが特徴。
色は無色や白色、黄色、オレンジ色、ピンク色、帯赤色、帯青色など。

名称は、この鉱物が初めて発見されたロシアの当時の大蔵大臣、カンクリン伯(G.Cancrin)に因んで、1839年に命名された。


地球の鉱物コレクションNo.77の石で、どう見てもソーダライトだったためデアゴスティーニさんに連絡したところ、すぐに新しい子を届けて下さいました。こうした対応をちゃんとして下さったのがとても嬉しいです。
上の写真で、薄いピンク色の部分がカンクリナイトだと思うのですが、やっぱりソーダライトの割合は大きいですね(^^;)。次のミネラルフェアで、写真でよく見られる黄色のものを探してみようと思います♪♪


今年も残すところあと3日ですね・・・!
今年はアクセサリーのイベントに出れなかったり、行けなかったフェアがあったのが残念でした(つДT)。イベントに出ないとアクセサリーの新作数も少ないですし・・・来年はちゃんと申し込むぞー!
皆様からのnice!やコメント、拍手など、とてもありがたく思っております。これからも頑張りますので、来年もどうぞ石研をよろしくお願いいたしますm(_ _)m

それでは皆様、よいお年を!!(^^)/

nice!(3)  コメント(2)  トラックバック(0) 
共通テーマ:趣味・カルチャー

nice! 3

コメント 2

optimist

今年も、いろいろお世話になりました。
来年も宜しくお願い致します。
by optimist (2010-12-31 09:47) 

ruya

#optimist さま
こちらこそ、今年も色々とありがとうございました。
来年もお互い頑張りましょう〜(^^)/
by ruya (2010-12-31 15:57) 

トラックバック 0

パール(真珠)メルフォお返事 ブログトップ
 
 
 
 
 

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。