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ジェムシリカ/クリソコーラカルセドニー [鉱物_フィロ珪酸塩鉱物]

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ジェムシリカ/クリソコーラカルセドニー chrysocolla chalcedony
[ フィロ珪酸塩鉱物 ] 成分:(Cu,Al)2H2Si2O5(OH)4・nH2O モース硬度:7

クリソコーラ(珪孔雀石)にクォーツ(石英)が浸透してアゲート化 → ドルジークリソコーラとなり、最終的にクォーツがクリソコーラを取り込んでしまい、完全にクォーツした状態がジェムシリカである。
基本的に不透明なクリソコーラがクォーツ化した状態で、不透明〜半透明となる。ジェムシリカの青色〜緑色はクリソコーラが含んでいる銅成分で、美しい彩りはクリソコーラを母体としている証明であると言える。 

現在流通しているもののほとんどが、アメリカアリゾナ州のキーストーン鉱山から産出している。その他、ペルーや台湾、メキシコでも鉱床が発見されているが、稀少石である。

名称は、この鉱物の生成がシリカ(二酸化珪素(SiO2)、もしくは二酸化珪素によって構成される物質の総称)によるものであり、その中でもジュエリー等に使用される美しいものを「宝石質、高品質」という意味で『ジェム クォリティ シリカ』と呼んでいたものが省略され、宝石質、ビーズ品質にかかわらず『ジェムシリカ』と呼ばれるようになった。 鑑別結果は『クリソコーラカルセドニー』とされる。


2010年のミネラルフェアで購入したものの名称が分からないままだったこの石ですが、先日、ここで紹介したところ「『ジェムシリカ』ではないですか?」とのコメントを頂きました。Crystal様、本当にありがとうございました!\(T▽T)/
という訳で写真と説明文を追加致しました♪♪

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