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エピドート(緑簾石) [鉱物_ソロ珪酸塩鉱物]

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エピドート epidote(緑簾石)
[ ソロ珪酸塩鉱物 ] 成分:Ca2Fe3+Al2(Si2O7)(SiO4)O(OH) モース硬度:6〜7

緑簾石グループ(*)の代表とも言える鉱物で、熱や圧力で変成した変成岩や火成岩中に出来る。鉄苦土鉱物の熱水変質鉱物としても産出する。緑色片岩と呼ばれている結晶片岩の主成分鉱物のひとつ。

(*)「緑簾石」とは、鉱物の名前であると同時に褐簾石や斜灰簾石、紅簾石といった、同じような性質を持つ鉱物グループの総称でもある。緑簾石グループの鉱物は、基本的にカルシウム、アルミニウム、シリコン、酸素が水酸基1個と結びついて出来ている珪酸塩鉱物。緑簾石はその他に鉄を含んでいるが、これらの成分が希土類元素やマンガンと置換されているものもある。

色は緑色や黄色、褐色、黒色などがあり、含まれている鉄の量によって色の濃淡が変わり、量が多いほど不透明な濃い物に変わる。透明な物は暗緑色〜褐色になり、多色性を示す。

名称は、ギリシャ語で「多彩な色の増加」を意味する epidosis に由来する。


鉱物コレクションNo.66から。
緑色の石が緑簾石です。透明な白い石は石英でしょうか。
晶洞性の緑簾石、という事でしたが、ケースに収まる大きさに切り分けられてしまって、晶洞なんだかどうだか微妙ですなぅ(^ ^;)。

長野県上田市には、変質した安山岩中から採れるにごりこぶしほどの大きさの褐色の岩石で、内部に黄緑色の緑簾石がつまっている「やきもち石」(うぐいすあんの入った餅に似ている事から)と呼ばれる石が存在するそうです。ネットでいくつか画像を見ましたが、針状結晶のものはなかなか好みな石でした。いつかゲットしたいな〜♪♪

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フレスコ

こんばんは。初カキコです。
色のバランスとか、角の出ぐあいが良い個ですね。
デアのシリーズを購入される時は、お店でジックリ観察されてから、やっぱり選ばれているのでしょうか。うちの近所には選べる数ほどの入荷も、お店も無くって…
by フレスコ (2010-08-05 00:43) 

ruya

#フレスコ さま
初めまして、コメントありがとうございますm(_ _)m
2枚目の左下の部分でかろうじて晶洞だと推測出来るのですが、まあ、気に入ったエピドートをゲットしたと思えばいいかな、と(^^;)。

自分の行っている書店でも毎回3〜5冊程度です。大体その中から選ばせてもらっていますが、どうしても気に入った子が無い場合はちょっと足を伸ばしてみたり…
でも、やはりどこも数は少なめですよね(つДT)。お互い、良い子に巡り会えることを祈ります〜。
by ruya (2010-08-07 00:53) 

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