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フローライト(蛍石) [鉱物_ハロゲン化鉱物]

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今週から、先日のミネラルフェアでゲットした新しい石達を紹介して行きます。
まずはRogerley Mine Durham England(イギリス、ロジャーリー)産のフローライトです。鉱物標本開発さんで購入。

ロジャーリー産のものはもうすでに持っているのですが、値段の割に大きい塊だったのと形が気に入ってしまい、結局購入しちゃいました(^^;)。フローライトと水晶はいくつ持っていても毎回購入してしまいます・・・
この産地のものは強蛍光が特徴です。蛍光状態の写真もアップしましたが、ライトが小さくて半面しか蛍光が当たらないという(苦笑)。(肉眼で見るだけなら上から照らせば全体の蛍光が見れるのですが、写真に撮ろうとするとどうしてもこうなっちゃう・・・やっぱり不便だなぁ(つДT))

そして、一番最後の写真はもう毎回の定番?になってきた、東京サイエンスさんでの小さいフローライトまとめ買い(笑)。10個くらい買うつもりで行ったのに、色や模様で気に入る子が3個しか見付けられませんでしたorz
いつになったら『グラスいっぱいフローライト』の野望は達成出来るのか〜(苦笑)。


フローライト fluorite(蛍石)

[ ハロゲン化鉱物 ] 成分:CaF2 モース硬度:4

ハロゲン化鉱物(金属元素とハロゲン元素とが結合している鉱物)の一つで、熱水鉱脈やペグマタイト、温泉地帯に生成する。主成分はフッ化カルシウム。濃硫酸に入れて加熱するとフッ化水素が発生する。劈開が良い鉱物であり、正八面体に割れる。
高純度の蛍石結晶は、紫外線から可視光線、赤外線まで幅広い波長の光を透過することから、光学材料としてレンズや窓板等、多様な用途に使用されている。テレビのブラウン管は、この蛍石の特性をヒントに得て作られた。

色は非常に豊富で、無色や緑色、紫色、青色、ピンク色、黄色のものなどがあり、同一結晶中で色が帯状に異なる「帯状構造」を現すものもある。
和名の由来にもなっているように、紫外線を当てると様々な色に蛍光する(蛍光しないものもある)。不純物として希土類元素を含むものは、ピンク色や紫色に蛍光する。
加熱すると発光する。ただし、加熱する際は、割れてはじける場合があるので注意が必要である。

中医学では紫石英と呼び、鎮静・鎮咳薬として用いられるが、地方によっては紫水晶と混同される。また、中国では蛍光する蛍石を夜明珠と呼び、古くから宝物として扱われた。

溶鉱炉の融剤によく利用されるため、英名はラテン語で「流れる」を意味する fluere に由来し、日本名は螢光現象が見られることからこの名がついた。


石言葉は「心身の調和」。
集中力増加、ストレス軽減に良いそうです。
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コメント 2

optimist

Rogerley Mine Durham England(イギリス、ロジャリー)産のフローライト、私も買っちゃいましたw
今年は、ここの蛍石が今までより手頃な価格で売られてましたよね。
by optimist (2010-06-16 21:59) 

ruya

>今年は、ここの蛍石が今までより手頃な価格で売られてましたよね。

そうなんですよ〜。
いつもよりも安いな〜と棚をつらつらと見ていたら、この子と目が合いました(笑)。

今回はゾーニングがはっきりと見られるフローライトも欲しくて探したのですが、なかなか良さげな子が見つかりませんでした…プレナイトも探していた形状のものは今回も見つからなかったです。寂しい…(つДT)
by ruya (2010-06-18 14:43) 

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