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モリブデナイト(輝水鉛鉱) [鉱物_硫化鉱物]

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モリブデナイト molybdenite(輝水鉛鉱)
[ 硫化鉱物 ] 成分:MoS2 モース硬度:1〜1.5

モリブデン(Molybdenum)の硫化鉱物。
(モリブデン Molybdenum(水鉛):原子番号 42 の元素。元素記号はMo。クロム族元素の一つ。1778年にスウェーデンの科学者カール・ウィルヘルム・シェーレによって発見された金属元素で、鋼との合金に加工され、切削工具や磁石、弾丸などに用いられる)
主に熱水鉱脈や花崗岩に石英を伴って産するほか、接触交代鉱床からも産出する。

なめらかでやわらかいのが特徴。色は鉛灰色で脂感があり雲母や石墨に類似しているが、条痕色(青鉛灰色、緑鉛灰色)により区別が出来る。産出したばかりのものは鉛灰色に近いが、表面が酸化することによって青味を帯びた色合いに変化する。
微量のレニウムを含む事もあり、レニウム鉱石としての一面も持つ。 風化するとケヒリン石(koehilinite)という二次鉱物を生じる。

名称は、外観が鉛に似ているところから、ギリシア語で「鉛」を意味する molybdos に由来する。元素モリブデンの語源でもある。


鉱物コレクションNo.65から。
オレンジ色の石は母岩で、それにへばりついているように付いている銀色の石がモリブデナイトです。
書店で見た時はモリブデナイト自体にはそんなに差はなかったのですが、母岩の種類が様々でした。結局好みの母岩で選ぶという本末転倒ぶり(苦笑)。(グリーンの母岩も捨てがたかったのですが、それだけモリブデナイトがとても小さいのが点々と付いているだけだったので……こちらのオレンジのものに決めました)

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