キャルコパイライト(黄銅鉱) [鉱物_硫化鉱物]
キャルコパイライト chalcopyrite(黄銅鉱)
[ 硫化鉱物 ] 成分:CuFeS2 モース硬度:3.5〜4
銅の最も重要な鉱石鉱物で、銅と鉄、硫黄からなり、微量の金、銀、錫、亜鉛などを含み、少量のニッケルやセレンを含むものもある。酸化して孔雀石や藍銅鉱に変化することがある。
鉱脈鉱床、スカルン鉱床、斑岩銅鉱床などに広く産出し、パイライト(黄鉄鉱)やシデライト(菱鉄鉱)と共産したり、スファラライト(閃亜鉛鉱)と共にクォーツ(石英)に覆われて現れたりする。河川の砂礫中に上流の鉱脈から洗い出された黄銅鉱が堆積することもあり、しばしば砂金と間違われる。
色は真鍮色であるが、表面が変色しやすく、長い年月を経ると黒色に変色する。宝石用のカット石は「オリエンタル・ゴールド」と呼ばれている。
しばしば黄鉄鉱と見分けるのが難しいが、黄銅鉱の方が黄色味が強い傾向があることや、条痕色により比較的見分けがつくようである。
硝酸に溶け、炎にあてると緑色の炎色反応を示す。
名称は、ギリシャ語で銅を意味する「キャルコ」と、火を意味する「プリテス」に由来する。
石言葉は不明でしたが、古くは「失せ物」を見つけ出す時に使用されたとのこと。
過去とのかかわりが深い鉱物で、忘れてしまっていた昔の事を思い出させたりするそうですよ。
鉱物コレクションNo.52。表面が一番金色の子を選びました(笑)。
なるべく変色を押さえるように保管しないとー!(><)
裏面のオレンジ色になった部分もなかなか可愛いと思うのですがどうでしょう?(笑)
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