フローライト(蛍石) [鉱物_ハロゲン化鉱物]
フローライト fluorite(蛍石)
[ ハロゲン化鉱物 ] 成分:CaF2 モース硬度:4
ハロゲン化鉱物(金属元素とハロゲン元素とが結合している鉱物)の一つで、熱水鉱脈やペグマタイト、温泉地帯に生成する。主成分はフッ化カルシウム。濃硫酸に入れて加熱するとフッ化水素が発生する。劈開が良い鉱物であり、正八面体に割れる。
高純度の蛍石結晶は、紫外線から可視光線、赤外線まで幅広い波長の光を透過することから、光学材料としてレンズや窓板等、多様な用途に使用されている。テレビのブラウン管は、この蛍石の特性をヒントに得て作られた。
色は非常に豊富で、無色や緑色、紫色、青色、ピンク色、黄色のものなどがあり、同一結晶中で色が帯状に異なる「帯状構造」を現すものもある。
和名の由来にもなっているように、紫外線を当てると様々な色に蛍光する(蛍光しないものもある)。不純物として希土類元素を含むものは、ピンク色や紫色に蛍光する。
加熱すると発光する。ただし、加熱する際は、割れてはじける場合があるので注意が必要である。
中医学では紫石英と呼び、鎮静・鎮咳薬として用いられるが、地方によっては紫水晶と混同される。また、中国では蛍光する蛍石を夜明珠と呼び、古くから宝物として扱われた。
溶鉱炉の融剤によく利用されるため、英名はラテン語で「流れる」を意味する fluere に由来し、日本名は螢光現象が見られることからこの名がついた。
石言葉は「心身の調和」。
集中力増加、ストレス軽減に良いそうです。
東京ミネラルショーでの新しい子達。楽しみです。
私もボチボチとご紹介するつもりです。
蛍石、ブラックライトで強い蛍光があると嬉しいですよねw
by optimist (2009-12-16 23:56)
今回はそんなに多くないのがちょっと残念・・・
新しく欲しい子達がどんどん高値になっていくのですけれど(苦笑)。
この蛍石の蛍光はホント予想以上だったので嬉しいですvv
蛍石はまだもう1個ありますので、次回紹介しますね♪
by ruya (2009-12-23 04:21)