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アパタイト(燐灰石) [鉱物_リン酸塩鉱物]

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アパタイト apatite(燐灰石)
[ リン酸塩鉱物 ] 成分:Ca5(PO4)3F モース硬度:5

アパタイトはグループ名で、普通に見られるものは燐酸カルシウムにフッ素が加わったもので、正式には「フッ素燐灰石(Fluor apatite)」と言う。また、フッ素の代わりに塩素を含んだ塩素燐灰石もあり、この両者はよく混溶している。
火成岩、堆積岩、変成岩の各岩石の副成分をなしており、非常に広く産出される鉱物。

色は本来は無色や白色だが、含有される微量のマンガンなどの作用で、赤色や褐色、黄色、菫色、緑色、濃青色など様々な色となる。スペイン産の帯黄緑色のものは希少であり、アスパラガス・ストーンと呼ばれる。緑色のものは、モロキサイトとも呼ばれる。

名称は「ごまかし」を意味するギリシア語の apate に由来している。これはこの鉱物が様々な形状で産出し晶癖が一定していないことから、アクアマリン(藍玉)、ベリル(緑柱石)、オリビン(橄欖石)、トルマリン(電気石)、フローライト(蛍石)、石英など、他の鉱物と間違われやすいためである。和名は化学組成によるもの。


石言葉は「ソフトな惑わし」。石の名称の由来から来ているんですかねー(^ ^;)。
でも、信頼、自信を表す鉱物としても伝えられています。おや??


鉱物コレクションNo.51から。
アパタイトと聞くと、つい歯磨き粉を思い出します(笑)。
ハイドロキシアパタイト(水酸燐灰石)は生命活動によってできる無機結晶質の鉱物で、脊椎動物の骨や歯の主成分になるため、義歯の原料、人工骨の原料としても使用されているそうです。
それを聞くと歯磨き粉にも良いのかな〜?と思うのですが、実際は(歯磨き粉には)フッ素のみが入っていれば良いようで、アパタイトにはあまりこだわらなくても良いようですね(苦笑)。

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