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オプティカル ジプサム [鉱物_硫酸塩鉱物]

ミネラル ザ ワールドでゲットしてきた新しい石達の紹介もこれで最後になります。ここまでお付き合い下さいありがとうございますm(_ _)m
最後はちょっと不思議な石をば。

名前は『オプティカル ジプサム』とあります。石と本のお店 リンネの庭さんで購入。
サティン・スパーらしいのですが…(サティン・スパー>ジプサムの種類で、繊維が束になったような状態でシルク光沢のあるもの)なんでこんな名前なのかなぁと?(^^;)
ちなみにモロッコ産です。

080725opz1.jpg
080725opz2.jpg

こんな風に、下の絵が透けて見えます。まるでウレクサイト(曹灰硼石)のようです。

*ウレクサイト(曹灰硼石):
透明な繊維状結晶が平行に配列し、これがグラスファイバーの役割をして下の絵が結晶表面に浮き出したように見える。このことからテレビ石とも呼ばれている。

よく分からない石だったのですが、面白かったので購入しました(笑)。


080725etc.jpg
おまけで。
先着プレゼントで頂いたものです。ガラスの小ビンに、色とりどりの石達 v
(上から、ソーダライト、水晶、スモーキークォーツ、アベンチュリン、ローズクォーツ、カーネリアン・・・左下のは瑪瑙系の何かっぽいのですが、ちょっと分かりません(><))


ジプサム gypsum(石膏)

[ 硫酸塩鉱物 ] 成分:CaSO4・2H2O モース硬度:2

 

最も一般的な硫酸塩鉱物。鉛、亜鉛鉱に伴って、第三紀火山岩中やその近辺に鉱床を作る。
ジプサムの中で透明な物をセレナイト(透石膏)、粒状の微晶質塊状で白色のものをアラバスター(雪花石膏)、繊維が束になったような状態でシルク光沢のあるものをサティン・スパー(繊維石膏)と呼ぶ。デザートローズ(砂漠のバラ)もジプサムの一種。

海や塩湖の水が蒸発することによって層状の鉱床に形成され、硬石膏や岩塩とともに産出する。熱水鉱脈中や黒鉱鉱床中、地下水からの沈殿などさまざまな参状がある。結晶の形は板状か長くのびた柱状。また、2個以上の結晶がくっついて双晶することも多く、燕尾のような形になる場合もある。
色は無色、白色、灰色、黒、褐色、赤、黄色、青色と様々。

名称は、ギリシャ語で「チョーク」「漆喰」「セメント」を意味する Gypsos に由来している。

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