アポフィライト（魚眼石）：石研 - いしけん

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アポフィライト（魚眼石）　[鉱物＿フィロ珪酸塩鉱物] [編集]

アポフィライト apophylite（魚眼石）

[ フィロ珪酸塩鉱物 ]　成分：KCa4(Si4O10)2(F,OH)・8H2O　モース硬度：４.５〜５

カリウム、フッ素、水酸基を含む、カルシウムの珪酸塩鉱物。通常は玄武岩等の空隙から各種のゼオライト（沸石）類と共に、また、花崗岩や片麻岩の空洞中などにも産出する。色は無色や白色、灰色のものが多いが、淡緑色、淡黄色、ローズピンク、帯赤色のものもある。

名称は、この鉱物を熱すると葉状に剥離するところから、ギリシャ語で「離れる」を意味する apo と、「葉」を意味する phyllon に由来する。（和名は、柱面に上下に走る条線があり、この柱の方向から見ると石の白く濁った輝きが魚の眼に似ていることから名付けられた）

こちらも、石言葉はちょっと不明です（汗）。古くから「霊力を授ける石」として崇められたそうです。直感力や洞察力を増強する力があると言われています。

インド（Jalgaon産）のアポフィライトです。和光物産（有）さんで購入。

大きな結晶は３つほどしかないのですが、灰青色の岩に付いていて、その色がアポフィライト越しに透けて見えるところが気に入りました。（写真ではちょっと分かり辛いですが、肉眼で見ると石全体が灰青色に見えるのです）

キラキラでつぶつぶの石にもめっきり弱いなぁ（苦笑）。