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エピドート(緑簾石) [鉱物_ソロ珪酸塩鉱物]

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地球の鉱物コレクションNo.106から。
エピドートは以前にも付いてきた事があったのですが・・・前のは「晶洞性の緑簾石」で岩のりっぽかったので、タイプが違う子なのでまあ良いかなと。

柱状に縦向きの条線が入った黒い結晶の周りに黄緑色の結晶が苔のように付いているところが、岩山の風景のようで気に入っています♪
こういう見ていて飽きない標本は楽しいですな〜♪♪


エピドート epidote(緑簾石)
[ ソロ珪酸塩鉱物 ] 成分:Ca2Fe3+Al2(Si2O7)(SiO4)O(OH) モース硬度:6〜7

緑簾石グループ(*)の代表とも言える鉱物で、熱や圧力で変成した変成岩や火成岩中に出来る。鉄苦土鉱物の熱水変質鉱物としても産出する。緑色片岩と呼ばれている結晶片岩の主成分鉱物のひとつ。

(*)「緑簾石」とは、鉱物の名前であると同時に褐簾石や斜灰簾石、紅簾石といった、同じような性質を持つ鉱物グループの総称でもある。緑簾石グループの鉱物は、基本的にカルシウム、アルミニウム、シリコン、酸素が水酸基1個と結びついて出来ている珪酸塩鉱物。緑簾石はその他に鉄を含んでいるが、これらの成分が希土類元素やマンガンと置換されているものもある。

色は緑色や黄色、褐色、黒色などがあり、含まれている鉄の量によって色の濃淡が変わり、量が多いほど不透明な濃い物に変わる。透明な物は暗緑色〜褐色になり、多色性を示す。

長野県上田市には、変質した安山岩中から採れるにごりこぶしほどの大きさの褐色の岩石で、内部に黄緑色の緑簾石がつまっている「やきもち石」(うぐいすあんの入った餅に似ている事から)と呼ばれる石が存在する。


名称は、ギリシャ語で「多彩な色の増加」を意味する epidosis に由来する。


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