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ドロマイト(苦灰石) [鉱物_炭酸塩鉱物]

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地球の鉱物コレクションNo.99から。いよいよあと1号です…!

No.80で、フクサイト(含クロム白雲母)と混合しているドロマイトを紹介しましたが、今回はドロマイト単体です。
やはりドロマイトと聞くと初代FFポーションに入っていた事を思い出すのですが、ドロマイトはカルシウムとマグネシウムの組成比が2:1という理想的な割合で含まれ、しかも純度が高いうえに人体への吸収が高く、栄養補助食品にも最適の素材だと健康食品辞典に載っていました(笑)。2000年頃からサプリメントなどに多く使われているようですよ〜。


ドロマイト dolomite(苦灰石)
[ 炭酸塩鉱物 ] 成分:CaMg(CO3)2 モース硬度:3.5〜4

別称、白雲石とも呼ばれる。苦灰岩(dolostone)の主成分鉱物である。
ガレナ(方鉛鉱)やスファラライト(閃亜鉛鉱)などを含む熱水鉱脈中に産するほか、マグネシウムを含有する水溶液が石灰岩に接触したときにも出来る。純粋なものであればカルシウム、マグネシウム、炭素、酸素を主な成分としている。また、コバルトや鉄、亜鉛などの元素を含むものもある。

日本国内のドロマイトは石灰石と同じ場所に分布し、石灰石の山の麓で多く見かけることができる。石灰石より肌理が緻密で割れ方が比較的鋭く、少し硬い。なお、石灰石は希塩酸をかけると二酸化炭素の泡を発生させるが、苦灰石にかけても泡はあまり発生せず、海水や雨水の浸食に比較的強い。

ドロマイトに含まれる Mg が Fe に置換されるとアンケライト ankerite(アンケル石)、Mg が Mn に置換されるとクトナオライト kutnahorite(クトナホラ石)となる。
色はライトグレーもしくは白色か無色だが、塩化鉄を含むと黄ばみ、酸化鉄を含むと赤味を帯びる。

名称は、この鉱物の研究者であるフランスの鉱物学者デオダット・ド・ドロミュの名前に因んで命名された。


跳躍、勇敢を意味する鉱物とされています。

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