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エピドート(緑簾石) [鉱物_ソロ珪酸塩鉱物]

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今年のミネラルフェアでゲットした石達を、ちょこちょこ紹介して行きますね。

Horst Burkard Minefals-Fossils(ドイツ)さんで購入。
モロッコのアトラス山脈産のエピドートです。("East High Atlas Mts,"とあるので、高アトラス(オートアトラス山脈)なのかしら…? ググってみたけどちょっと分かりませんでした orz)

今回のフェアではあまり大きな子はゲットしませんでした。>流石にそろそろ置き場所に困ってきています(苦笑)
あと、地震がちょっと怖くて。
東日本大震災では、飾りケースの中に入れていた大きめのものが若干ですが割れたりしたので、クッション付きの収納ケースに入れられるくらいのサイズばかり選んでしまいました。なので写真を撮るのも一苦労です(^^;)。


エピドート epidote(緑簾石)
[ ソロ珪酸塩鉱物 ] 成分:Ca2Fe3+Al2(Si2O7)(SiO4)O(OH) モース硬度:6〜7

緑簾石グループ(*)の代表とも言える鉱物で、熱や圧力で変成した変成岩や火成岩中に出来る。鉄苦土鉱物の熱水変質鉱物としても産出する。緑色片岩と呼ばれている結晶片岩の主成分鉱物のひとつ。

(*)「緑簾石」とは、鉱物の名前であると同時に褐簾石や斜灰簾石、紅簾石といった、同じような性質を持つ鉱物グループの総称でもある。緑簾石グループの鉱物は、基本的にカルシウム、アルミニウム、シリコン、酸素が水酸基1個と結びついて出来ている珪酸塩鉱物。緑簾石はその他に鉄を含んでいるが、これらの成分が希土類元素やマンガンと置換されているものもある。

色は緑色や黄色、褐色、黒色などがあり、含まれている鉄の量によって色の濃淡が変わり、量が多いほど不透明な濃い物に変わる。透明な物は暗緑色〜褐色になり、多色性を示す。

長野県上田市には、変質した安山岩中から採れるにごりこぶしほどの大きさの褐色の岩石で、内部に黄緑色の緑簾石がつまっている「やきもち石」(うぐいすあんの入った餅に似ている事から)と呼ばれる石が存在する。


名称は、ギリシャ語で「多彩な色の増加」を意味する epidosis に由来する。


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optimist

Horst Burkard Minefals-Fossilsさんは、私もよくお世話になります。
安価で良質な標本が手に入るので、ありがたいですよね♪

それにしても、この子は良いですね。
なんというか雰囲気が良い感じ。

私もいくつか購入したのですが、PCに向き合う時間が少なく、なかなか更新するのが・・・。

by optimist (2011-06-20 22:26) 

ruya

自分も毎年チェックをかかさないお店のひとつです♪
このエピドートは一目見て形を気に入り、悩まずに購入してしまったものです。お褒め頂けて嬉しいです!

> 更新
無理せず、お時間のある時にゆっくりご紹介下さいませ♪
この前の藍鉄鉱もとても綺麗でした・・・!
by ruya (2011-06-22 17:30) 

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