デンドライト(しのぶ石) [鉱物_その他]
デンドライト dendrite(しのぶ石、模樹石)
堆積岩中に酸化マンガンが染み込み、美しいシダ状(シノブグサ)の模様となったもの。
水晶に樹枝状のインクルージョンが内包されたものをデンドリチック・クォーツ(樹枝入り水晶)といい、瑪瑙に内包されたものをデンドリチック・アゲートと言う。(デンドリチック・アゲートはモス・アゲート(苔瑪瑙)の一種)
また、瑪瑙に風景画のような美しい模様が内包されたものはランドスケープ・アゲートと言う。
(株)東京サイエンスさんで購入。
Solnhofen,Bayern,Germany(ドイツ・バイエルン州ゾルンホーフェン)産、ジュラ紀後期(約1億3,900万年前)のデンドライトです。泥質石灰岩の割れ目に二酸化マンガンが染み込み、このような模様を作り出しています。
初めてデンドライトを見た時、「春菊の化石!!」と言ったのを思い出しました・・・こ、子供の頃の話なので時効時効!(苦笑)
私は、子供の頃、シダ類の化石だと思ってました^^;
by optimist (2009-07-16 23:05)
optimist さん、こんばんは。
植物の化石に見えますよね〜。(春菊は、まあ、置いておいて…)
デンドライトを知らない方は、ほとんどの方がそう思うようです。説明して、ちょっと驚かれると嬉しい…(笑)。
by ruya (2009-07-17 21:02)