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アラゴナイト(霰石) [鉱物_炭酸塩鉱物]

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ミネラルフェアの戦利品。
モロッコ産のアラゴナイトです。(購入したお店をメモし忘れました。ホールの真ん中あたりの、海外出展の方だったのですが〜;)

表と裏(1枚目と3枚目)とで、全然違う表情を見せてくれる子です。ただ、購入の決め手が『ディシディアFFのクリスタルワールドマップにそっくりだなぁ』という所だったというのは内緒です(笑)。

放射状の結晶が6角柱に見えますが、これは一つの結晶ではなく、3個の結晶が集まった(双晶)の偽6角柱なのだそうです。


アラゴナイト aragonite(霰石)
[ 炭酸塩鉱物 ] 成分:CaCO3 モース硬度:3.5〜4

カルサイト(方解石)、ファーテライトと同じ化学組成(炭酸カルシウム)を持つ鉱物。見た目も良く似ているが、アラゴナイトが斜方晶系であるのに対し、カルサイトとファーテライトは六方晶系に属する。

このように化学組織が同じで結晶構造が異なる鉱物の関係を「同質異像」または「多形」といい、圧力や温度などの変化にともない結晶構造を変え、相転移する性質がある。 
アラゴナイト、カルサイト、ファーテライトのように3種類の鉱物が同質異像の関係にある場合は、「同質三像」と呼ばれる。

海産二枚貝の主成分と同じ化学組成を持つことで知られ、変成岩や堆積岩、石灰岩の洞窟、鉱脈、温泉地帯などに生成する。蛇紋岩の割れ目で柱状や針状になっている結晶のほとんどは、アラゴナイトである。

形状も様々で、サンゴそっくりの形で産出するものは「山サンゴ」、霰に似た豆粒状であらわれるものは「豆石」と呼ばれている。
色は無色、白色、黄色の他、灰色、褐色、青色、ピンク色、紫色など、多彩な色を示す。見る方向により色が異なるものも存在する。
紫外線を照射すると、淡い青色、ピンク色、黄色の蛍光を放つものがある。

名称は、最初に発見されたスペインの Aragon 地方にちなんで名付けられた。


石言葉は「母性」。
塩素を含む水道水で洗うと損傷してしまうことがあるため、洗浄する場合は蒸留水が必須です。

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