ラブラドライト(曹灰長石) [鉱物_テクト珪酸塩鉱物]
ラブラドライト labradorite(曹灰長石)
[ テクト珪酸塩鉱物 ] 成分:(Ca,Na)(Si,Al)4O8 モース硬度:6〜6.5
(斜長石の中にナトリウムを主成分として含む曹長石とカルシウムを主成分として含む灰長石があり、その間の組成相としてナトリウムが多い順に灰曹長石、中性長石、曹灰長石、亜灰長石が存在するが、この中間4種は独立した鉱物種には分類されない)
火成岩や変成岩の重要な構成要素として中性岩や塩基性岩によく見られる。
曹灰長石そのものは無色だが、光の干渉によって青色、緑色、紫色、赤色、金色など、様々な色(ラブラドレッセンス)を示す。この効果の原因は、層状組織の光の干渉とマグネタイト(磁鉄鉱)のインクルージョンによって生じる光の効果の相乗作用によるものであり、また、チタン鉄鉱、磁鉄鉱、ルチルなど、包有物の存在も光学的に影響を与えている。
現在では質の良いものの多くがフィンランドのユレマ地方で採掘され、その中でも特に鮮やかな虹色が現れたものは「スペクトロライト」と呼ばれている。
名称は、この鉱物が最初に発見されたカナダのラブラドル半島にちなんで命名された。
未研磨の原石だと、確かに何の石か迷いますね^^;
by optimist (2009-05-14 23:09)
#optimist 様
本屋さんで何冊か見比べたのですが、どれもラブラドライトとすぐに分かるものがなくて…選ぶのにすごい迷いました(苦笑)。
この子も研磨したら綺麗になるのでしょうかね〜?
by ruya (2009-05-15 23:27)