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セレナイト(透石膏) [鉱物_硫酸塩鉱物]

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セレナイト selenite(透石膏
[ 硫酸塩鉱物 ] 成分:CaSO4・2H2O モース硬度:2

ジプサム gypsum(石膏)の中でも、無色透明な単一結晶のものを言う。鉛や亜鉛鉱に伴って第三紀火山岩中に黒鉱鉱床を作る。
透明度が非常に高く、かつてヨーロッパでは教会などの板ガラスに利用されていた。なかでもフランスで産出した透石膏の巨大な板状結晶は、その美しさから「聖母マリアのガラス」と呼ばれていた。また、V字型の双晶をしたものは、魚の尾のように見えることから「フィッシュテイル・セレナイト」と呼ばれ人気が高い。

石膏の中で「デザートローズ/サンドローズ(砂漠のバラ)」と呼ばれているものは、ミネラルに富む砂漠の湖などで石膏や重晶石が砂を含んで結晶化するときに生成するが、この場合の石膏は透石膏であることが多い。

名称は、ギリシャ語で月を意味する selene に由来する。


鉱物コレクションNo.32から。
石言葉は不明だったのですが、精神に平穏をもたらし、雑念を消す力があると言われています。確かにこの透明度の高さは見ていると落ち着きます〜(*^^*)。
セレナイトの中には紫外線を照射すると黄色に蛍光するものもあるそうですが、残念ながらこの子では確認出来ませんでした……残念。


ジプサム gypsum(石膏)

[ 硫酸塩鉱物 ] 成分:CaSO4・2H2O モース硬度:2

 

最も一般的な硫酸塩鉱物。鉛、亜鉛鉱に伴って、第三紀火山岩中やその近辺に鉱床を作る。
ジプサムの中で透明な物をセレナイト(透石膏)、粒状の微晶質塊状で白色のものをアラバスター(雪花石膏)、繊維が束になったような状態でシルク光沢のあるものをサティン・スパー(繊維石膏)と呼ぶ。デザートローズ(砂漠のバラ)もジプサムの一種。

海や塩湖の水が蒸発することによって層状の鉱床に形成され、硬石膏や岩塩とともに産出する。熱水鉱脈中や黒鉱鉱床中、地下水からの沈殿などさまざまな参状がある。結晶の形は板状か長くのびた柱状。また、2個以上の結晶がくっついて双晶することも多く、燕尾のような形になる場合もある。
色は無色、白色、灰色、黒、褐色、赤、黄色、青色と様々。

名称は、ギリシャ語で「チョーク」「漆喰」「セメント」を意味する Gypsos に由来している。

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