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瑪瑙のジオード(晶洞) [鉱物_酸化鉱物]

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地球の鉱物コレクションNo.95から。
またしても玉髄系、今回は円筒状にカットされたものです…こういうかさ増しはどうかなぁと。地味でも、まだ出て来ていない鉱物にしてくれた方が嬉しいのですが…(´・ω・`)


今回も無事に帰宅しました!←
帰省中、半分以上が雨という、ついてない天候でした。キャンプもものすごい雷雨で途中で帰ってきてしまったし…(つД`)。
実家でひたすらワンコをもふってきた夏休みでした(苦笑)。
という訳であまり写真もないのですが、時間のある時にアップしますね〜。


アゲート agate(瑪瑙)
[ 酸化鉱物 ] 成分:SiO2 モース硬度:6.5〜7

非常に細かい石英の結晶が集まって塊になったものをカルセドニー(玉随)と言い、その中でも縞模様、色共に美しいものをアゲート(瑪瑙)と言う。
玄武岩などの火山岩中に見られ、オパール(蛋白石)、クォーツ(石英)、カルセドニーが岩石の空洞中に沈殿し円心円状や不規則な層として形成された鉱物の変種である。

瑪瑙の模様は含まれる不純物によるもので、白色、乳白色、灰色が多く、他に褐色、赤色、緑色を帯びたものや、それらが組合わさったものなど変化に富んでいる。また潜晶質のために着色処理が可能で、様々な色に着色される。

蛋白石質と石英質が交互に配列し、黒色と白色がきれいな平行層状になっているものを「バンデッド・アゲート(縞瑪瑙)」(オニックス、オニキスとも)、縞目が紅色と白色に彩られて美しいものを「サードニクス(紅縞瑪瑙)」、木が化石化して有機物が瑪瑙に置き換わった「瑪瑙化木(珪化木)」、外周に規則的な縞模様が並んだ「景観瑪瑙」、空洞中に液体の水が含まれる「水入り瑪瑙」、緑泥石や類似の結晶を内包し、苔状や樹枝状の模様が現れたものを「モスアゲート(苔瑪瑙)」「デンドリチック・アゲート(模樹瑪瑙」「ツリーアゲート(樹木瑪瑙)」という。

*ちなみにサードニクスの赤色の部分をカーネリアン(紅玉髄)と呼び、こちらは7月の誕生石となっている。

名称は、ギリシャ語の achates に由来し、これはイタリア・シチリア島の同名の川(Achates川)から多産したことに由来する。和名はその産状が肝臓状で、馬の脳のようであったところからこの名がついた。

アゲートの石言葉は『雄弁』『神聖』『成功』『夫婦の幸福』。
ちなみにサードニクス(紅縞瑪瑙)は8月の誕生石。
豊作や富、長寿に健康をもたらす力があると言われています。紫外線に長時間当てたり、水で洗ったりすると石の色が濁る場合があるので要注意。


ジオード geode(晶洞)

気体や液体を含むマグマが冷却によって固結するとき、岩石内に空洞が生じる。この空洞内に鉱物の結晶が生成しているものをジオード(晶洞)という。石英(主に水晶やアメシスト)などの結晶で内壁が覆われていることが多い。

瑪瑙のジオードは玄武岩や安山岩、流紋岩、真珠岩などの火山岩に出来た空洞に、珪酸を含む溶液がたまり、内壁に円心円状や不規則な模様の層が形成されたもの。外部層は主に瑪瑙、内部層は内に向かって石英などの結晶が特出することが多く、内部層が時間をかけてゆっくり形成された場合は水晶やアメシストになる。また、空洞内が全て瑪瑙で満たされる事もある。

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