クロマイト(クロム鉄鉱) [鉱物_酸化鉱物]
クロマイト chromite(クロム鉄鉱)
[ 酸化鉱物 ] 成分:FeCr2O4 モース硬度:5.5
鉄、クロム、酸素の他に、少量のアルミニウムとマグネシウムを含む、スピネル(尖晶石)グループに属する酸化鉱物。クロームの代表的な鉱石鉱物。
塩基性、あるいは超塩基性の火成岩中に、橄欖岩や蛇紋岩の副成分鉱物として生成する。蛇紋岩中にウバロバイト(灰格柘榴石)やカメレライト(菫泥石)と共産することが多い。また、砂礫の堆積層中に集まっている事も多い。
色は黒色、赤褐色、黒褐色のものなどがある。
クロム鉄鉱内のマグネシウムの比率は常に一定でなく、鉄よりもマグネシウムが多いとクロム苦土鉱になるが、これらを肉眼で判別することは難しい。鉄分を含むが磁性は弱いかほとんど無い。
名称は、元素クロム(Chromium)はその化合物に鮮やかな色彩を持つものが多いことから、ギリシア語で色を意味する chroma に由来する。
鉱物コレクションNo.31から。
流石に号数も30を越えると渋い石が多くなってきますな(笑)。
でもまだ、気になる石で未紹介のものもたくさんあるので、期待して待つとします♪
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