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ジプサム(石膏) [鉱物_硫酸塩鉱物]

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鉱物コレクションNo.22から。
この写真のジプサムは、サティン・スパー(繊維石膏)かなと。
ジプサム自体モース硬度2ととても柔らかく、更にサティン・スパーは気を付けないと回りが剥がれてしまうので、写真を撮るにも怖々でした(苦笑)。
本当はアラバスター(雪花石膏)かセレナイト(透石膏)が欲しかったのですが、私がいつも購入している書店に置いてあったのは、全てサティン・スパーでした。表紙の「こんなのが付いてますよ」的な写真に載っているのはアラバスターっぽいのになぁ(苦笑)。>それとも、アラバスターをゲットされた方もいらっしゃるのかしら…?


ジプサム gypsum(石膏)

[ 硫酸塩鉱物 ] 成分:CaSO4・2H2O モース硬度:2

 

最も一般的な硫酸塩鉱物。鉛、亜鉛鉱に伴って、第三紀火山岩中やその近辺に鉱床を作る。
ジプサムの中で透明な物をセレナイト(透石膏)、粒状の微晶質塊状で白色のものをアラバスター(雪花石膏)、繊維が束になったような状態でシルク光沢のあるものをサティン・スパー(繊維石膏)と呼ぶ。デザートローズ(砂漠のバラ)もジプサムの一種。

海や塩湖の水が蒸発することによって層状の鉱床に形成され、硬石膏や岩塩とともに産出する。熱水鉱脈中や黒鉱鉱床中、地下水からの沈殿などさまざまな参状がある。結晶の形は板状か長くのびた柱状。また、2個以上の結晶がくっついて双晶することも多く、燕尾のような形になる場合もある。
色は無色、白色、灰色、黒、褐色、赤、黄色、青色と様々。

名称は、ギリシャ語で「チョーク」「漆喰」「セメント」を意味する Gypsos に由来している。

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