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フローライト(蛍石) [鉱物_ハロゲン化鉱物]

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これも丸善の丸の内本店で開催されている鉱物展で購入したもの。

イギリス(Rogerley産)のフローライトです。ロジャーリー産のものは強蛍光が特徴なのですが、これもすごい深い青色に蛍光するのが楽しいです。(蛍光状態の写真もいずれちゃんとupしたいなぁと思っています)

今回の鉱物展では、フローライトは他の石に比べて若干多く出ていたように思います。他にも産地が違うもの、結晶が綺麗なものや大きめのものもいくつかあったのですが、一番綺麗に蛍光するところでこの子に決めました♪


フローライト fluorite(蛍石)

[ ハロゲン化鉱物 ] 成分:CaF2 モース硬度:4

ハロゲン化鉱物(金属元素とハロゲン元素とが結合している鉱物)の一つで、熱水鉱脈やペグマタイト、温泉地帯に生成する。主成分はフッ化カルシウム。濃硫酸に入れて加熱するとフッ化水素が発生する。劈開が良い鉱物であり、正八面体に割れる。
高純度の蛍石結晶は、紫外線から可視光線、赤外線まで幅広い波長の光を透過することから、光学材料としてレンズや窓板等、多様な用途に使用されている。テレビのブラウン管は、この蛍石の特性をヒントに得て作られた。

色は非常に豊富で、無色や緑色、紫色、青色、ピンク色、黄色のものなどがあり、同一結晶中で色が帯状に異なる「帯状構造」を現すものもある。
和名の由来にもなっているように、紫外線を当てると様々な色に蛍光する(蛍光しないものもある)。不純物として希土類元素を含むものは、ピンク色や紫色に蛍光する。
加熱すると発光する。ただし、加熱する際は、割れてはじける場合があるので注意が必要である。

中医学では紫石英と呼び、鎮静・鎮咳薬として用いられるが、地方によっては紫水晶と混同される。また、中国では蛍光する蛍石を夜明珠と呼び、古くから宝物として扱われた。

溶鉱炉の融剤によく利用されるため、英名はラテン語で「流れる」を意味する fluere に由来し、日本名は螢光現象が見られることからこの名がついた。


石言葉は「心身の調和」。
集中力増加、ストレス軽減に良いそうです。
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コメント 2

optimist

綺麗なフローライトですね~♪
蛍光鉱物の中でも、蛍石が特に好きですし、蛍石の中では、ロジャーリー産が一番好きです。蛍光でずば抜けて強いですよね。

by optimist (2008-08-23 23:52) 

ruya

ホント、ロジャーリー産のフローライトは、他のところのものに比べてびっくりするくらい蛍光しますよね!
その中でも一番青く蛍光する子をゲットしてきました(笑)。(欲を言えば、もう少し大きめの結晶が欲しかったのですけれど…(^^;))
でも、お褒め頂けて嬉しいです♪ ありがとうございます!

by ruya (2008-08-25 21:36) 

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