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トルマリンクォーツ(電気石入り石英) [鉱物_その他]

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鉱物コレクションNo.86から。
トルマリンクォーツ tourmaline quartz(電気石入り石英)とありますが、中に入っているのは多分ショール/スコール(鉄電気石)だと思うので、追記に鉄電気石と石英の説明を入れておきます。

黒針水晶として、よくアクセサリーに使うのがこの石です。
針の形が細めの子をゲット出来たので嬉しいです♪


ショール/スコール schorl(鉄電気石)
[ サイクロ珪酸塩鉱物 ] 成分:NaFe3Al6(BO3)3Si6O18(OH)4 モース硬度:7〜7.5

ホウ素の重要な鉱石。トルマリン(電気石)の一種で、鉄分とナトリウムを多く含有しているものを言い、電気石の中で最も多く産出する。ホウ素を含む珪酸塩鉱物の一種で主に花崗岩や花崗岩質ペグマタイト、気成鉱床中に産する。

電気石には、摩擦したり熱すると電気を生じる性質(焦電性)があり、この性質を利用して、衣服のほこり取りなどに使用されている。

色は、含有している鉄分の作用で黒色となるが、非常に薄い切片では濃い青緑色に見える事もある。ブラック・トルマリンはほとんどこの種類に属している。

名称は、ドイツの古い鉱山用語で『鉱山に付着した不要の鉱物』という意味の用語から出たとされている。


石言葉は不明ですが、アメリカ先住民は「ひらめきを与える石」として儀式などに使っていたとのこと。また、ヨーロッパでは喪服用の宝石として広く流用されたそうです。消極性を改善する力があるそうです。


クォーツ quartz(石英)
[ 酸化鉱物 ] 成分:SiO2 モース硬度:7

二酸化珪素(SiO2)が結晶して出来た鉱物。地殻を構成する主要な造岩鉱物であり、花崗岩などの火成岩や変成岩、堆積岩に多く含まれる。地球上で最も多く見られる鉱物である。

石英を成分とする砂は珪砂と呼ばれ、石英を主体とした珪化物からなる鉱石は珪石と呼ばれる。砂は岩石が風化することにより生じるが、石英は風化に強く、砂は石英主体となることが多い。一般的に、砂漠や砂丘の砂は石英が主成分となる。

色や透明度、結晶の集合構造などで各種に分類される。

<透明結晶石>
ロック・クリスタル(水晶)、アメシスト(紫水晶)、シトリン(黄水晶)、スモーキークォーツ(煙水晶)、アベンチュリン(砂金石)、セージナイト(針入水晶)

<半透明塊状石>
ローズクォーツ(紅水晶)、ミルキークォーツ(乳石英)

<潜晶質半透明石> 
カルセドニー(玉随)、カーネリアン(紅玉随)、クリソプレーズ(緑玉随)、アゲート(瑪瑙)、ブルーレース・アゲート(青色縞瑪瑙)

<潜晶質不透明石>
ジャスパー(碧玉)、ブラッドストーン(血石)


クォーツの中でも、特に無色透明なもので知られるロック・クリスタル(水晶)の石言葉は『完璧』『冷静沈着』『神秘的』。
4月の誕生石。日本の国石にも指定されており、これは日本が良質な水晶を多く産出していた為。
全てに対しての調和、強化を導き、あらゆる面での優れた浄化力があるそうです。

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