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マラカイト(孔雀石) + ベルベットマラカイト(羽毛状孔雀石) [鉱物_炭酸塩鉱物]

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鉱物コレクションNo.40はマラカイト(孔雀石)です。
マラカイトはかつては銅の原料とされていましたが、資源の減少で鉱石としての需要は少なくなったそうです。でも、銅鉱床の上部に生成する事と特有の緑色が目立つ為、他の銅鉱石を採掘する際の目印として役立っているそうです。確かに黒〜茶の中にこの緑はとても目立ちますね〜。
(他の詳しい説明は追記の方にあります)


ミネラルフェアでも新しいマラカイトを購入しましたので、そちらも一緒に紹介しますね。

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母岩さんで購入。
L'Etoile du Congo Mine, Lubumbashi, Shaba, Congo(コンゴ民主共和国、シャバ州ルブンバシ)産の、もこもこ具合がとても気に入ったベルベットマラカイト(羽毛状孔雀石)です♪
ちなみに、産地で「シャバ州」とありますが、今現在は「シャバ州」→「カタンガ州」に変わっております(^^;)。

ライトを当てすぎました…? 光沢がちょっと目に痛いような(汗)。


マラカイト malachite(孔雀石)
[ 炭酸塩鉱物 ] 成分:Cu2(CO3)(OH)2 モース硬度:3.5〜4

 

含水酸基炭酸銅で、銅鉱床や金属鉱床の酸化帯に見られる鉱物。最も一般的な銅の二次鉱物であり、アズライト(藍銅鉱)、キュープライト(赤銅鉱)、クォーツ(石英)、クリソコラ(珪孔雀石)、セルサイト(白鉛鉱)などと共生する。
マラカイトの多くは、微細な結晶がぶどう状や塊状の集合体になってあらわれる。その断面に見られる薄緑色と黒緑色の縞模様は、異なる時期に形成された結晶が層になったものである。

かつては銅の原料とされていたが、資源の減少で鉱石としての需要は少なくなった。が、銅鉱床の上部に生成する事と特有の緑色が目立つ為、他の銅鉱石を採掘する際の目印として役立っている。
古代エジプトでは粉末にして顔料を作り、アイシャドーとしても使用され、クレオパトラも愛用したと言われている。(化粧品として美しさを増すための使用のほか、この石の主成分が銅であるため、目元に塗ると小虫を避けられるという実用的な部分もあった)

名称は、色が良く似ているアオイ科植物を示すギリシャ語 malache に由来している。和名はその模様が孔雀の羽のようだったところから名付けられた。


石言葉は「危険な愛情」。

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コメント 2

optimist

下のほうの標本、一枚目のツンツンした感じの部分になんか惹かれます。
孔雀の羽模様も良いけど、針状結晶の集合体って感じの方が、個人的には好きです。
by optimist (2009-07-08 23:04) 

ruya

optimist さん、こんばんは。

こちら、ベルベットマラカイトと呼ぶのだそうです。羽毛状の針状結晶に惹かれて購入しました♪
写真はライトを当てすぎた感もあるのですけれど(^^;)、でも実際にもこれくらい光沢が見えて綺麗ですよ〜〜♪♪
by ruya (2009-07-10 21:31) 

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